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DD16形0番代(DD16 1〜65) | |||
軸重制限を受ける軌道構造の弱い簡易線用として製造されたディーゼル機関車で、1971〜1975(昭和46〜50)年に長野工および日本車輌、川崎重工業で65両製造された。車体構造はDD20形(DD20 2)と同様のセミセンターキャブ方式となっており、機関は1100PS級のDD51形用機関を800PS級に設計変更したDML61Z(800PS/1330rpm)を1台搭載している。軸重は簡易線での入線制約を受けないように12tと軽量化されており(DE10形は13t)、台車はDD13形後期形と同じDT113を使用している。1979〜1983(昭和54〜58)年に 4両が飯山・大糸線用として両端に脱着式の単線用ラッセル式除雪ヘッド(新製)を取り付け DD16形300番代に改番された。四国を除く全国のローカル線で使用されたが、ローカル線の廃止や貨物輸送の減少による余剰でほとんどが国鉄末期に廃車され、現在はJR東日本(長野)とJR九州(鹿児島)に2両が在籍するのみである。 |
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