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DE10 572
DE10 572(水)  平駅、1988年11月20日
DE10形500番代(DE10 501〜574)
 支線区での客貨列車の牽引と操車場などにおける入換作業用として製造されたディーゼル機関車DE10形のうち客車用蒸気暖房装置(SG)未搭載で登場したグループで、1967〜1970(昭和42〜45)年に日本車輌、汽車製造、川崎車輌(川崎重工業)で74両製造された。SG搭載のDE10形0番代と同様の車体構造となっているが、SG未搭載のため2位側ボンネット内に死重を搭載しており、運転室床下のSG水タンクも省略されている。機関はDD51形のDML61Zを改良して1250PS(1,500rpm)に出力増強したDML61ZAを搭載している。全国のローカル線や入換用として活躍したが、JR移行直前の1987(昭和62)年までに全車廃車となり区分消滅した。


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