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◆ナロネ20
ナロネ20 | 1, 2(日本車輌製) |
51(日立製作所製) | |
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ナロネ20 1(南シナ) 下関駅、1975年 2月21日 写真:「ボンネット特急の世界へようこそ」のクロ151さんより提供 <車両履歴> ナロネ20 1 (1958年/新製) ↓ −−− (1976年/廃車) |
◆ナロネ21
ナロネ21 | 1〜4(日本車輌製) |
51〜55(日立製作所製) | |
101〜147(日本車輌製、車掌室付) | |
151〜153(日立製作所製、車掌室付) | |
501〜504(旧ナロネ211〜4、車掌室付) | |
551〜555(旧ナロネ2151〜55、車掌室付) | |
ナロネ21 1〜4, 51〜55は 寝台特急「あさかぜ」の運転開始とともに登場したグループで、1958〜1960(昭和33〜35)年に9両製造された。車号は製造会社別に区分されており、日本車輌製は0番代、日立製作所製は50番代となっている。室内配置は中央通路を挟んで左右に上下2段寝台を線路方向に7区画ずつ配列したプルマン構造の開放寝台となっており(定員28名)、前位側の出入台寄りには給仕室と荷物保管室が設けられている。寝台特急「あさかぜ」「はやぶさ」に使用されたが、分割運転の開始やナロ20形の不連結などによって車掌室が必要となり、全車9両が1969〜1970(昭和44〜45)年に車掌室付きのナロネ21 500番代に改造された。 ナロネ21 101〜147, 151〜153は 寝台特急「みずほ」の分割運転開始とともに増備したグループで、1963〜1970(昭和38〜45)年に50両製造された。ナロ20形の不連結などによって車掌室が必要となり、荷物保管室を車掌室に、喫煙室の半分を更衣室に仕様変更している。車号は製造会社別に区分されており、日本車輌製は100番代、日立製作所製は150番代となっている。1977〜1979(昭和52〜54)年に16両がナハ21形に格下げ改造された。JR移行後も引き続き「九州カートレイン」で使用されたが、老朽化のため1996(平成8)年に廃車となり形式消滅した。 ナロネ21 501〜504, 551〜555は 初期に製造された0番代と50番代について車掌室の設置改造を施工したグループで、1969〜1970(昭和44〜45)年に9両が大船工で改造された。改造では 給仕室を車掌室に、荷物保管室を乗務員室に転用し、喫煙室の半分が更衣室に変更されている。1978(昭和53)年までに廃車となり区分消滅した。 |
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ナロネ21 133(東オク) 恵比寿駅、1987年 8月 4日 <車両履歴> ナハネ20 133 (1968年/新製) ↓ −−− (1995年/廃車) |
◆ナロネ22
ナロネ22 | 1〜3(日本車輌製) |
51〜55(日立製作所製) | |
101〜103(旧ナロネ221〜3、車掌室付) | |
151〜155(旧ナロネ2151〜55、車掌室付) | |
◆ナハネ20
ナハネ20 | 1〜49, 101〜149, 201〜249, 301〜364(日本車輌製) |
51〜91(日立製作所製) | |
501〜503, 506〜508(旧ナロ20) | |
510〜512(旧ナハ20) | |
513(旧ナハフ20) | |
1126, 1135, 1136, 1202, 1214, 1215, 1309, 1313, 1324, 1340〜1342, 1354, 1357(旧ナハネ20、12系混結急行用) | |
2220, 2232, 2235, 2237, 2243, 2245, 2314, 2358(旧ナハネ20、12系混結急行用) | |
ナハネ20 1〜49, 101〜149, 201〜249, 301〜364およびはナハネ20 51〜91は 寝台特急「あさかぜ」の運転開始とともに登場したグループで、1958〜1970(昭和33〜45)年に252両製造された。車号は製造会社別に区分され、日本車輌製は0番代、日立製作所製は50番代を基本としているが、製造両数が多い日本車輌製の車番は 日立製作所製の50番代を避けた飛番号となっている。車体形状はナハネ11形を基本とした構造となっており、寝台は3段式で 昼間の寝台未使用時には上中段を折りたたむ構造となっている(定員54名)。1977〜1978(昭和52〜53)年に12系混結急行用として22両がナハネ20形1000番代またはナハネ20形2000番代に改造され、イベント用として「ホリデーパル」用のナハネ20形700番代に5両改造された。北海道を除く全国の寝台特急列車で使用されたが、1980(昭和55)年に「あけぼの」が24系化されたのを最後に定期の特急運用から離脱し、その後も急行用や波動輸送用として使用されたが、1998(平成10)年までに全車廃車となり形式消滅となった。 ナハネ20 501〜503, 506〜513は 寝台化改造されずに残っていた座席車(ナロ20・ナハ20・ナハフ20形)を改造編入したグループで、1968〜1972(昭和43〜47)年に土崎、幡生、小倉工で10両改造された。ナハネ20 501〜503, 506〜508はナロ20形が種車であるが、欠番の3両(504, 505, 509)についても残りのナロ20形を改造する予定だったが結局未改造で終わっている。また、510〜512はナハ20形を種車とし、513はナハフ20形を種車としている。改造では 客室部分の全面改装が行われ ナハネ20形0番代と同様の窓配置と寝台設備に変更された(定員54名)が、ナハフ20形改造のナハネ20 513は車掌室部分の撤去といった大がかりな改造となっている。1977(昭和52)年までに全車廃車となり区分消滅した。 ナハネ20 1126, 1135, 1136, 1202, 1214, 1215, 1309, 1313, 1324, 1340〜1342, 1354, 1357は 12系混結急行用に改造されたグループで、1977〜1978(昭和52〜53)年に土崎、高砂、幡生工で14両改造された。改造では 12系の電源装置付き座席緩急車スハフ12形から受電するためにジャンパ栓の変更と昇圧変圧器の取り付けなどが行われ、これに伴い車号は元番号に1000を加えたものに改番された。急行「ちくま」「さんべ」「かいもん」「日南」で使用されたが、1987(昭和62)年までに全車廃車となり区分消滅した。 ナハネ20 2220, 2232, 2235, 2237, 2243, 2245, 2314, 2358は 12系混結急行用中間車に改造されたグループで、1978(昭和53)年に大宮、高砂、幡生工で8両改造された。改造では ナハネ20形1000番代と同様に12系の電源装置付き座席緩急車スハフ12形から受電するためのジャンパ栓変更と昇圧変圧器の取り付けなどが行われたが、12系客車とは直接連結しない中間車のため一部併結用機器が省略されている。改造に伴い車号は元番号に2000を加えたものに改番された。急行「ちくま」「さんべ」でナハネ20形1000番代などとともに使用されたが、1987(昭和62)年までに全車廃車となり区分消滅した。 |
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