481-483-485系電車 (Part4)
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05.5. 7 改訂

◆クロ480
 クロ480- 1〜15(旧サロ4810番代、先頭車化改造車)
1001〜1010(旧サロ4891000番代、先頭車化改造車)
2301(旧クロ4801000番代←サロ4891000番代、「かがやき」用)
 485系交直流電車の短編成化に伴い登場したグリーン制御車(Tsc)で、1984〜1991(昭和59〜平成3)年に---両改造された。
 クロ480-1〜15は 特急「有明」の短編成化用としてモハ485形0番代を先頭車化改造したグループで、1984〜1985(昭和59〜60)年に新津、長野、広島、幡生の各工場・車両管理所で15両改造された。改造では 前位側車端部(便所・洗面所部分)を台枠ごと切断し、クハ481形1000番代に準じた非貫通式の先頭部(新品)を接合している。110kVAの電動発電機(MG)とコンプレッサー(C2000)を運転台下に搭載している(定員はクロ481形0番代などに比べ8名減の48名)。クロ480-1〜3,9〜11はサロ481形0番代初期形からの改造車のため冷房装置がAU12となっているが、クハ480-4〜8はサロ481形0番代後期形からの改造車のため冷房装置 AU13Eを搭載している。台車は種車のTR69AまたはTR69E、TR69Hをそのまま使用している。南福岡に配属されて 特急「有明」で使用されたが、1997(平成9)年には3両が特急「しらさぎ」の米原〜金沢・富山間増結用に転用された。2001(平成13)年3月に特急「スーパー雷鳥」が廃止されたため、現在は特急「きりしま」で使用されている。

 クロ480-1001〜は 北陸地区の特急列車の短編成化用として特急形489系交直流電車サロ489形1000番代を先頭車化改造したグループで、1991(平成3)年に工で7両改造された。改造では 前位側車端部(便所・洗面所部分)に貫通式の切妻形運転台を新設し、後位に電話室、車販準備室を設けている。(定員60名)。冷房装置は種車のAU13ENを5台搭載しており、台車は種車のTR69Hを使用している。金沢に配属されて 特急「北越」「加越」で使用されたが、2001(平成13)年3月に同列車が683系化されたため、現在は京都に在籍し特急「雷鳥」で使用されている。

 クハ480-2301は 特急「かがやき」のグリーン車連結化用としてクロ480形1000番代(旧サロ489形1000番代)を改造した車両で、1991(平成3)年に吹田工で1両が改造された。改造では 車掌室および業務用控室部分を客室化し、座席を3列配置に変更し(定員36名)、座席部分の床下を50mmかさ上げして「スーパー雷鳥」用のグリーン車と同様の設備に変更された。また、洗面所および便所のリニューアルにより同部分の小窓は塞がれており、方向幕は客室化した部分の客窓上部に移設されている。金沢に配置され 特急「かがやき」「きらめき」で使用されたが、1997(平成9)年に同列車が特急「はくたか」に変更されたため、国鉄特急色へ塗色変更されて米原〜金沢間の特急「加越」に使用された。2001(平成13)年3月に同列車が683系化されたため、現在は京都に在籍し特急「雷鳥」で使用されている。

クロ480--
クロ480--(本ミフ
博多駅、1986年 5月 5日

 <車両履歴>
  サロ481-10--  (197-年/新製)
    ↓
  クロ480-- (198-年/改造)
クロ480-1001
クロ480-1001(金サワ
富山駅、2001年 5月 2日

 <車両履歴>
  サロ481-10--  (197-年/新製)
    ↓
  クロ480-1001 (19--年/改造)
クロ480-2301
クロ480-2301(金サワ
敦賀駅、2001年11月 3日

 <車両履歴>
  サロ481-10-- (197-年/新製)
    ↓
  クロ480-10-- (19--年/改造)
    ↓
  クロ480-2301 (1991年/改造)



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◆クロ481  (Part1)
 クロ481- 1〜-
101〜10-
51〜55(旧サロ4810番代、先頭車化改造車)
SORRY 準備中につき、暫くお待ち下さい。



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◆クロ481  (Part2)

 クロ481- 301(旧クハ481300番代
2001〜(旧サロ4810番代、先頭車化改造車、「スーパー雷鳥」用)
2101(旧サハ481100番代、先頭車化改造車、「スーパー雷鳥」用)
2301〜2303(旧クハ481300番代、「かがやき」用)
2351(旧クハ489300番代、「しらさぎ」用)
SORRY 準備中につき、暫くお待ち下さい。

クロ481-2201
クロ481-2201(金サワ
高岡駅、1992年 3月29日

 <車両履歴>
  クハ481-2-- (197-年/新製)
    ↓
  クロ481-2201 (1992年/改造)
クロ481-2351
クロ481-2351(金サワ
敦賀駅、2001年11月 3日

 <車両履歴>
  クハ489-301  (197-年/新製)
    ↓
  クロ481-2351 (2001年/改造)



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◆クロハ480
 クロハ480- 51, 52(旧クロ4800番代
 東北本線の準急「みやぎの」の電車化とともに登場した急行形451系交直流電車の制御電動車(Mc)で、1987〜1988(昭和62〜63)年に小倉工で2両が改造された。車体構造は急行形153系直流電車クハ153形500番代を基本として、近郊形401系交直流電車の電気機器を組み合わせた構造となっており、客室はクロスシートが並んだ配置となっている(定員76名)。主電動機は401系交直流電車と同じ100kWのMT46Bとなっているが、台車は空気バネのDT32を使用している。 クモハ451-1〜9は 前位側出入扉の戸袋位置が台車の支持部と重なる関係で強度確保のために外吊り式引戸で出場したが、1967〜1970(昭和42〜45)年に通常の戸袋式に改造されている。また 製造当初は非冷房であったが、後に冷房化され分散形冷房装置AU13Eが5台取り付けられた。勝田に新製配置され 主に「みやぎの」「青葉」など東北本線の急行で使用され、453系交直流電車の登場以降は常磐線の急行「ときわ」などで長らく使用されたが、1985(昭和60)年に急行運用が消滅した。その後は全車仙台へ転属し、453系交直流電車とともに常磐線水戸〜仙台間で使用されたが、JR移行直前の1986〜1987(昭和61〜62)年に5両がクモハ717形0番代に改造され、残った車両も1993(平成5)年までに廃車され形式消滅した。

クロハ480-51
クロハ480-51(本ミフ
博多駅、198-年 -月 -日

 <車両履歴>
  サロ481---  (197-年/新製)
    ↓
  クロ480--- (198-年/改造)
    ↓
  クロハ480-51 (198-年/改造)



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◆クロハ481
 クロハ481- 1〜13(旧クロ4811000番代、「有明」「かもめ」用)
201〜208(旧クロ4811000番代、「有明」用)
209〜215(旧クロ4811000番代、「北近畿」用)
301, 302(旧クロ4811000番代、「北近畿」用)
1001〜1020(旧クハ4811000番代、「たざわ」「はつかり」用)
1501(旧クハ4811100番代、「ビバあいづ」用)
3001〜3020(旧クロハ4811000番代、「はつかり」「いなほ」「北越」用)
SORRY 準備中につき、暫くお待ち下さい。

クロハ481-1501
クロハ481-1501(仙セン
郡山駅、2002年11月 4日

 <車両履歴>
  サロ481-11--  (197-年/新製)
    ↓
  クハ481-110-  (199-年/改造)
    ↓
  クロハ481-1501 (1993年/改造)


《参考文献》
 ・鉄道ピクトリアル: 「特集 485・489系特急形電車 (I)」1988-7(No.498) 鉄道図書刊行会
「特集 485・489系特急形電車 (II)」1988-8(No.499)
 ・鉄道ファン: 「特集:交直流特急電車 PART.1」1978-10(No.210) 交友社
「特集:交直流特急電車 PART.2」1978-11(No.211)
「特集:485系20年」1985-4(No.288)
「特集:485系とその一族」1987-4(No.312)
 ・「国鉄車両形式集6 交流系電車 新幹線・特急編」1987 山と渓谷社
 ・「JR電車ライブラリー2 特急形交直流・交流電車」1994 電気車研究会
 ・「JR車両シリーズ1 485系特急形電車」1995 ジェー・アール・アール
 ・「国鉄特急編成史 電車・気動車編」2000 弘済出版社
 ・「鉄道ナビVol.2 特集 特急電車485系分類大百科」2000 学習研究社
 ・「JR電車編成表」各年版 ジェー・アール・アール
 ・「JR全車輌ハンドブック」各年版 ネコ・パブリッシング

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