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EF81形300番代(EF81 301〜304) | |||
交直両用電気機関車EF81形のうち山陽本線下関〜門司間の関門トンネル用として増備されたグループで、1973〜1975(昭和48〜50)年に日立製作所で4両製造された。海底トンネルの海水による腐食を防ぐためEF30形と同様にステンレス製車体となっており、パンタグラフは耐食アルミ材などを用いたPS22を搭載している。列車暖房装置は運転区間が短いため未搭載となっており、その代わりに死重を搭載している。寝台特急用として増備されたため製造当初は非重連形であったが、1986(昭和61)年までに重連総括制御形へ改造され、重連運転用のジャンパ栓や空気用配管の設備が付加されている。門司に配置され EF30形とともに関門トンネルで使用されたが、301・302号機は一時期内郷(後に田端)へ転属となり常磐線で使用され 塗色が交直両用標準色の赤13号(ローズピンク)に変更された。現在は全車とも門司に配置され、EF30形の後継機EF81形400番代およびEF81形450番代ととも幡生〜福岡貨物ターミナル・大分間で使用されている。 |
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