今週の形式写真
BACK】 【HOME

DE15 5
DE15 5(長岡)  新津運転区、1988年11月20日
DE15形0番代(DE15 1〜6)
 DE10形0番代(SG搭載)を基本に新製された単頭式複線形ラッセル式除雪機関車で、1967〜1969(昭和42〜44)年に日本車輌で6両製造された。1250PS級機関(DML61ZA〈1250PS/1,500rpm〉)を1台搭載したDE10形0番代と同様の車体となっているが、台車付きで油圧により旋回可能な複線形ラッセル式除雪ヘッド(脱着式)が取り付けられている。夏場は写真のように除雪ヘッドを取り外し入換用として使用可能となっているが、キャブ前面の中央上部と端梁2カ所に除雪ヘッドとの連結装置が設けられている。製造当初は単頭式とのため折返し駅で除雪ヘッドを台車を支点に180゜旋回して使用していたが、折返し作業軽減のため 後に4両(DE15 1〜3, 6)については除雪ヘッドを新製または他車からの流用により両頭化され(3号機は単線形除雪ヘッドを取り付け DE15形2050番代に改番)、1両(DE15 4)については除雪ヘッドを山形新幹線用のDD18形へ供出した。現在は両頭化された1両が富山に在籍するのみとなっている。


HOME】 【BACK (C)Copyright 1999-2005 Masahiro Ito. All rights reserved.