スハ43系 (Part1)
【スハ43系 Part 123 】 【HOME

! スロ54形500番代の写真を追加しました。


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◆スロ60
 スロ60 1〜30
113〜118(旧スロ600番代、専務車掌室付)
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◆スロ50
 スロ50 1〜10
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◆スロ51 (スロ52、スロフ51、スロフ52)
 スロ51 1〜60(電気暖房付は+2000)
 スロ52 1〜18(旧スロ51、北海道向け)

 スロフ51 2016, 2017, 2026, 2027, 38, 2039, 43, 2056(旧スロ51、2000番代は電気暖房付)
 スロフ52 1, 2(旧スロ51、北海道向け)
 スロ51形は急行用として製造されたリクライニングシート付き特別2等車(特ロ、後の1等車→グリーン車)で、1950(昭和25)年に近畿車輌、帝国車輌、新潟鉄工所、日本車輌、東急車輌、川崎車輌、日立製作所で60両製造された。基本設計は 1,100mmピッチのリクライニングシート付きのスロ50形と同じとなっているが、後の冷房化を考慮していなかったため、配電盤のスペースを省略し 専務車掌室と荷物保管室を若干狭くして定員を52名としている(スロ50形は48名)。台車はTR40のマクラバネを2連に変更したTR40Bを使用している。スロ51 5〜10, 30, 31は新製当初から北海道向け設備を装備していたため、1952(昭和27)年に別形式スロ52形(スロ52 1〜8)へ改番され、後になって北海道向け改造を行った11両についてもスロ52形(スロ52 9〜18)へ改番された。全国の急行列車で使用されたが、1966〜1967(昭和41〜42)年にスロフ51形(2両)とスロフ52形(2両)へ改造され、さらに1968〜1972(昭和43〜47)年に荷物車マニ37形30番代(2両)、全ロングシート車オハ41形350番代(23両)、保健車スヤ52形(1両)へ格下げ改造され、残りの6両も1972(昭和47)年までに廃車となり形式消滅した。

 スロ52形は北海道向けとしてとして新製されたスロ51形を改番した特別2等車(特ロ、後の1等車→グリーン車)で、1952(昭和27)年に8両が改番により登場した。窓配置等の車体配置はスロ51形と同じであるが、客窓の二重窓、温気暖房装置等の北海道向け設備を装備しており、台車は歯車駆動方式の車軸発電機付きのTR40Bを使用している。1952〜1966(昭和27〜41)年に北海道へ転属したスロ51形 8両についても旭川、五稜郭工で同様な設備に改造されたため、スロ52 9〜18として編入されている。1968〜1969(昭和43〜44)年に14両が全ロングシート車オハ41形400番代に格下げ改造され、1969(昭和44)年に3両が保健車スヤ52形に改造され、1両が廃車となり形式消滅した。

 スロフ51形はスロ51形を緩急車化改造した1等緩急車(後のグリーン緩急車)で、1966〜1967(昭和41〜42)年に大船、高砂、小倉工で8両改造された。改造では 専務車掌室に車掌弁を取り付け、出入台に手ブレーキを取り付けた程度である(6両は緩急車化改造と同時に電気暖房化も行われた)。改造後の番号はスロ51形時代の番号を使用したため飛番となっている。1970(昭和45)年に3両がオハフ41形に改造され、1970〜1971(昭和45〜46)年に2両がオハ41形500番代に改造され、1972(昭和47)年に1両が保健車スヤ52形に改造され、2両が廃車となったため形式消滅した。

 スロフ52形はスロ51形に緩急設備を取り付け さらに北海道向け改造を行った1等緩急車(後のグリーン緩急車)で、1966(昭和41)年に五稜郭工で2両が改造された。改造では 車掌弁と手ブレーキを取り付け、北海道向けに客窓の二重窓化等の耐寒改造を施工しており、台車のベルト式発電機は歯車駆動方式の車軸発電機へ変更している。改造後の番号はスロ51形時代の番号と一致しない。1971(昭和46)年に1両が保健車スヤ52形に改造され、残りの1両も同年廃車となり形式消滅した。

<形式変遷表>
 スロ51 1〜4,11〜29,32〜60(1950)─┬─────────────────────→ スヤ52 9(1972)
   │               ├───────────────────→ オハ41 351〜3370,2371,372,2373(1969)
   │               ├→ スロフ51 2016,2017,2026,2027 ──┬──→ スヤ52 5(1972)
   │               │      38,2039,43,2056(1966) ├→ オハ41 2501,502(1970)
   │               │                  └→ オハフ41 2〜4 (1970)
   │               ├→ スロフ52 1,2(1966) ─────────→ スヤ52 1(1971)
   │               └───────────────────→ マニ37 31,32(1968)
   │
   └────────────→ スロ52 9〜18(1953) ──────────┬→ オハ41 407〜411(1970)
                                      ├──→ スヤ52 2〜4(1970)
 スロ51 5〜10,30,31 (1950)─→ スロ52 1〜8 (1952) ──────────┴→ オハ41 401〜406,412〜414(1969)

スロ51 1
スロ51 1(中ヒロ 向日町運転所、1963年 4月

 写真:「北総レール倶楽部」より提供

 <車両履歴>
  スロ51 1  (1950年/新製)
    
  オハ41 369 (1970年/改造)



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◆スロ53
 スロ53 1〜25(電気暖房付は+2000)

 スロフ53 1〜25(電気暖房付は+2000)
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◆スロ54 (マロ55)
 スロ54 1〜47(電気暖房付は+2000)
501〜511(旧スロ540番代、北海道向け、冷房付)
26, 29(旧マロ55、冷房付)
 マロ55 26, 29(旧スロ540番代、冷房付)
 スロ54形スロ53形に続いて特急用として製造されたリクライニングシート付き特別2等車(特ロ、後の1等車→グリーン車)で、1952〜1955(昭和27〜30)年に47両製造された。
 スロ54 1〜47は特急用として新製されたグループで、1952〜1955(昭和27〜30)年に近畿車輌、日本車輌、汽車製造で47両製造された。基本設計はスロ53形と変わらないが、新製時より室内灯に蛍光灯を採用したためスロ53形とは別形式となっている。スロ53形では荷物棚が鋼板製であったが、荷物の置き忘れが多いためステンレスパイプに変更されている。定員はスロ53形と同じ48名で、台車は防振ゴム付きのTR40Bを使用している。スハ43系としては唯一の冷房取付改造の対象形式となったため、1964(昭和39)年に2両が先行試作として床下冷房装置を取り付けマロ55形となった。残りの45両については 1966〜1967(昭和41〜42)年に低屋根化して屋根上に分散形冷房装置AU13Aを5台取り付け(電源はディーゼル発電機式)、重量増加を抑えるために台車をスハネ30・スロ43形などのTR23DまたはTR23Eと交換した。床下冷房装置を取り付けたマロ55形2両についてもスロ43形のTR23Eと振り替えて軽量化されたため、1965(昭和40)年にスロ54形に再編入された。さらに 1968〜1969(昭和43〜44)年に11両が北海道向け改造を行いスロ54 501〜511へ改造された。

 スロ54 501〜511は北海道向けに改造されたグループで、1968〜1969(昭和43〜44)年に五稜郭工で11両改造された。改造では北海道向けに客窓の二重窓化等の耐寒改造が施工されており、台車はベルト式発電機から歯車駆動方式の車軸発電機に変更された。

 マロ55形はスロ54形冷房化の先行試作として床下冷房装置を取り付け重量増加となり"ス"級から"マ"級となった1等車で、1964(昭和39)年に小倉工で2両が改造された(番号はスロ54形時代の番号を使用)。改造では 20系客車の冷房装置AU21Cとディーゼル発電機を床下に取り付け、ナロ20形と同様に座席部分の床下を100mmかさ上げしてダクトを設けた。1965(昭和40)年に台車をスロ43形のTR23Dと交換して軽量化されてスロ54形に再編入されたため、わずか1年で形式消滅となった。

スロ54 16
スロ54 16(大ムコ 京都駅、1964年 -日

 写真:奥野利夫氏より提供

 <車両履歴>
  スロ54 16 (1952年/新製)
    
   −−− (1974年/廃車)
スロ54 502
スロ54 505(札サウ 札幌運転所、19--年 -月 NEW

 写真:葛英一氏より提供

 <車両履歴>
  スロ54 28 (1953年/新製)
    ↓
  スロ54 505 (1969年/改造)
    
   −−−  (1983年/廃車)



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◆オロ61、スロ62
 オロ61 2001〜2096(旧オハ61、電気暖房付)
101〜115(旧オハ61)
 スロ62 2002〜2077, 2083〜2087, 2090〜2096(旧オロ61←オハ61、冷房・電気暖房付)
101, 102, 106, 2107〜2112, 2114, 2115(旧オロ61←オハ61、冷房付、2000番代は電気暖房付)
501〜505(旧スロ620番代←オロ61←オハ61、北海道向け、冷房付)
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◆オロフ61、スロフ62
 オロフ61 2001〜2003(旧オハ61、電気暖房付)
2004〜2015(旧オロ61←オハ61、電気暖房付)
 スロフ62 2001〜2015(旧オロフ61←オハ61、冷房・電気暖房付)
2016〜2027, 2030〜2033(旧スロ62←オロ61←オハ61、冷房・電気暖房付)
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