キハ40系 (Part4)
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◆キハ41
 キハ41 2001〜2005(旧キハ471000番代、両運転台改造車)
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◆キハ140
 キハ140 2039〜2041, 2061, 2062, 2066, 2067, 2125, 2127(旧キハ402000番代、出力増強改造車)
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◆キハ147
 キハ147 49, 50, 53, 54, 58, 59, 61, 90, 91, 104〜107, 182〜185(旧キハ470番代、出力増強改造車)
1030, 1032, 1033, 1043〜1045, 1055, 1057, 1058, 1068, 1069, 1081, 1125(旧キハ471000番代、出力増強改造車)
 JR九州においてキハ47形を出力増強改造した一般形気動車で、1989〜1993(平成元〜5)年に小倉工および鹿児島車両所で便所付きの0番代 17両、便所なしの1000番代 13両、合計30両が改造された。改造では機関を高出力のDMF13HZAまたはDMF14HZに交換して出力を360PS(2000rpm)に調整し、変速機をDW14Eに変更した。客室は種車のセミクロスシートのままで、定員は0番代 134名(座席76名)、1000番代 128名(座席80名)となっている。 直方(当初は竹下)、熊本、鹿児島に配置され、現在も主に篠栗線、豊肥本線、指宿枕崎線で使用されている。

キハ147 61
キハ147 61(熊クマ
熊本駅、1994年 5月 3日

 <車両履歴>
  キハ47 61 (1979年/新製)
    ↓
  キハ147 61 (1993年/改造)
キハ147 1125
キハ147 1125(熊クマ
熊本駅、1994年 5月 3日

 <車両履歴>
  キハ47 1125 (1981年/新製)
    ↓
  キハ147 1125 (1992年/改造)



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◆キハ400
 キハ400 141〜149(旧キハ40100番代、北海道向け)
 客車で運用されていた札幌〜稚内間の急行「宗谷」「天北」を気動車化するためにキハ40形100番台をグレードアップ改造した車両で、1988(昭和63)年に釧路、五稜郭車両所および苗穂工で9両改造された。改造では 機関がインタークーラー付きのDMF13HS(330PS/2000rpm)に交換され、変速機も直結2段式のN-DW14Bに変更された。客室はリクライニングシート化され、便所は改良されて洗面所も追加され、キハ183系500番代と同様の設備にグレードアップされた(定員48名)。冷房装置は屋根上にAU400が1台搭載され、冷房用の電源装置は便所向かい側の機械室にディーゼル発電機が1台搭載されている。キハ480形とともに苗穂に配置され急行「宗谷」「サロベツ」「利尻」などで使用されたが、同列車の特急化により1999(平成11)年12月のダイヤ改正で運用を離脱した。1997〜1998(平成9〜10)年に3両がお座敷車両キハ400形500番代に改造され、残った6両は2000(平成12)年にキハ40形330番代に改造され区分消滅した。

キハ400-143
キハ400-143(札ナホ
深川駅、1992年 5月 8日

 <車両履歴>
  キハ40 143 (1979年/新製)
    ↓
  キハ400-143 (1988年/改造)
    
  キハ40 331 (2000年/改造)



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◆キハ480
 キハ480 304(旧キハ48300番代、北海道向け)
1301〜1303(旧キハ481300番代、北海道向け)
 客車で運用されていた札幌〜稚内間の急行「宗谷」「天北」を気動車化するためにキハ48形をグレードアップ改造した車両で、1988(昭和63)年に4両改造された。
 キハ480 304はキハ48形300番代を改造したグループで、1988(昭和63)年に苗穂工で1両改造された。改造では 機関がインタークーラー付きのDMF13HS(330PS/2000rpm)に交換され、変速機も直結2段式のN-DW14Bに変更された。客室はキハ400形と同様にリクライニングシート化され、キハ183系500番代と同様の設備にグレードアップされたが(定員68名→後に66名に変更)、便所は撤去された(屋根上の水タンクは撤去されなかった)。冷房装置は屋根上にAU400が1台搭載されたが、冷房用の電源装置は設けられず、キハ400形などから受電するようになっている。キハ400形、キハ480形1300番代とともに苗穂に配置され急行「宗谷」「サロベツ」「利尻」などで使用されたが、同列車の特急化により1999(平成11)年12月のダイヤ改正で運用を離脱した。

 キハ480 1301〜1303はキハ48形1300番代を改造したグループで、1988(昭和63)年に苗穂工、五稜郭車両所で3両改造された。改造はキハ480形300番代と同様に機関の交換(DMF13HS〈330PS/2000rpm〉)、変速機の交換等が行われ、車内はリクライニングシート化され、冷房装置(AU400)も取り付けられた。種車に便所が設けられていなかったので、キハ480形300番代と同じ設備となっている(定員68名→後に66名に変更)。キハ400形、キハ480形300番代とともに苗穂に配置され急行「宗谷」「サロベツ」「利尻」などで使用されたが、同列車の特急化により1999(平成11)年12月のダイヤ改正で運用を離脱し、2000(平成12)年に全車ともキハ48形1330番代に改造されたため形式消滅した。

キハ480-304
キハ480-304(札ナホ
岩見沢駅、1993年 7月28日

 <車両履歴>
  キハ48 304 (1982年/新製)
    ↓
  キハ480-304 (1988年/改造)
キハ480-1303
キハ480-1303(札ナホ
名寄駅、1992年 5月 8日

 <車両履歴>
  キハ48 1303 (1982年/新製)
    ↓
  キハ480-1303(1988年/改造)
    
  キハ48 1333 (2000年/改造)


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