サロ481形0番代（旧サロ489形0番代）

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サロ481-135（門ミフ）　　博多駅、1986年 3月 7日

サロ481形0番代（サロ481-134, 135）

　1984（昭和59）年のダイヤ改正で不足する九州地区のグリーン車を補うために北陸地区で余剰となっていた489系交直流電車サロ489形0番代（サロ489-6, 8）を改造してサロ481形0番代に編入した車両で、1984（昭和59）年に鹿児島車両管理所で改造された。改造では引通し線を変更した程度で、番号は0番代の最終新製車サロ481-133の追番になっている。また、九州地区仕様のために後位側の便所・洗面所を撤去して、3位側車端部は側窓を塞いで物置を設置し、4位側車端部は車販準備室として側窓をHゴム付きに変更している。冷房装置はキノコ形のAU12（2ユニット入り3台）を搭載し、台車はTR69Aをそのまま使用している。鹿児島に配属（後に一時南福岡へ転属）されて特急「にちりん」などで使用されたが、2両とも1990（平成2）年に廃車となった。

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