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サロ165形(サロ165-1〜134) | |||
急行形153系電車の改良形として登場した165系電車のグリーン車(新製時は1等車)で、1963〜1969(昭和38〜44)年に日本車輌、汽車製造、川崎車輌、近畿車輌、東急車輌、帝国車輌で134両製造された。車体構造は153系サロ152形を基本としているが、抑即ブレーキが装備され、耐雪耐寒構造が施されてている。サロ165-1〜28は非冷房で新製されたグループで、台車はTR69を使用している(後に冷房化して分散形冷房装置AU12Sを6台取り付けている)。サロ165-29〜129は当初から分散形冷房装置AU12Sが6台取り付けられており(サロ165-29は当初は冷房準備工事のみ)、床下には冷房用電源装置(40KVA)が取り付けられ、台車はTR69Bに変更されている。最終増備車のサロ165-130〜134(1969年製)は冷房装置がAU13E(5台)に変更されている。全国の主要直流区間の急行列車で使用されたが、急行「東海」で使用されたのを最後に1996(平成8)年のダイヤ改正で運用を離脱し、現在は静岡に1両在籍(保留車)するのみである。 |
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