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オヤ31形(オヤ31 1, 11〜13, 21, 31, 32) | |||
スハ32系客車を種車に改造した建築限界測定用の試験車で、1949〜1961(昭和24〜36)年に新津、大宮、長野、小倉工で7両改造された。新線開業前などに建築物が建築限界内に収まっているか確認する試験車で、車体に取り付けられた限界測定用の矢羽根が障害物に接触すると記録する構造になっている。各車とも経歴が複雑となっており、写真のオヤ31 1はスロハ31 49(旧スロハ31525)からの改造車で、オヤ31 11〜13, 31, 32はスハ32形(または進駐軍用改造車)からの改造車となっている。オヤ31 21は特別職用車スヤ51形(旧スヘ31←スヘフ30←スヘフ35250←スハフ35250)からの改造車で、特別職用車時代の密閉式展望室を有する二重屋根(ダブルルーフ)車となっている。JR移行直前の1987(昭和62)年に2両が廃車となり、さらに1995(平成7)年に1両が廃車となったが、現在もJR東海、JR四国を除くJR各社に1両ずつ合計4両が在籍する。 |
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