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オエ61 309
オエ61 309(札ナホ  札幌貨物ターミナル、1986年 9月11日
オエ61形300番代(オエ61 301〜319)
 マニ50形の登場で余剰となった荷物車マニ36形を改造して救援車オエ61形に編入したグループで、1980〜1984(昭和55〜59)年に旭川、五稜郭、大宮、長野、名古屋、幡生、小倉の各工場・車両センターで19両改造された。改造では 旧荷物扉、貫通扉、デッキの一部が塞がれ、屋根上の通風器が一部撤去されているが、種車、改造工場などにより改造内容が異なるため 外観が多種多様となっている。車体形状は マニ36形への種車の関係で丸屋根形(スハ32系のロ、ロハ、ハの改造)、半切妻(折妻)形(戦後製オハ35形の改造)、切妻(きのこ)形(スロ60形の改造)、切妻形(スロネ30形の改造)となっており、台車は種車のTR23、TR23D、TR34を使用している。オエ61形は本来鋼体化客車の形式であるが、この300番代はマニ36形からの改造車のため 鋼体化客車は旧スロ60形の1両(マニ36 308)のみとなっている。JR移行直前の1987(昭和62)年までに全車廃車となり区分消滅した。


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