今週の形式写真
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クロ150-3
クロ150-3(東チタ   京都駅、1964年 -月
 ※写真は奥野利夫氏より許可を得て掲載させて頂きました。
クロ150形(クロ150-3)
 特急「富士」の踏切事故により廃車となったクロ151-7の代替用としてサロ150形(サロ150-3)を先頭車化改造した1等制御車で、1964(昭和39)年に浜松工で1両改造された。改造では 後位側車端部(荷物保管室、乗務員室、出入台と一部の客席部分)にクロ151形と同様のボンネット形運転台を新設しているが、東海道新幹線の開業による転用が予想されていたためクロ151形に準じた室内改造は行なわれず、客室は種車サロ150形のリクライニングシートのままとなっている(定員40名、クロ151形の定員は開放室14名、区分室4名)。田町に配置され 東海道新幹線開業直前の1964(昭和39)年7月1日から9月30日まで特急「こだま」「つばめ」などで使用されたが、1965(昭和40)年にクハ181形50番代(クハ181-53)に改造され形式消滅した。
 ※説明文作成にあたってはクロ151さんの「ボンネット特急の世界へようこそ」を参考にさせて頂きました。


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