クモニ83形0番代

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クモニ83026（西ミツ）　　八王子駅、198-年 -月--日

クモニ83形0番代（クモニ83000～83029）

　クモユニ82形と同時期にモハ72・クモハ73形を改造した荷物車クモニ83形のうち普通屋根形で登場したグループで、1967～1975（昭和42～50）年に盛岡、郡山、大井、長野、浜松、鷹取、幡生工で30両改造された。車体構造はクモユニ74形、クモユニ82形等と同じく非貫通タイプの両運転台となっており、室内配置は前位から荷物室、貴重品室・便所、車掌室となっている。荷物室の積載荷重は11tで、台車は種車のDT13を使用している。クモニ83000～83004はパンタグラフ2基（PS16）となっているが、クモニ83005～83025はパンタグラフ1基に変更され、中央本線用に増備されたクモニ83026以降は折りたたみ高さが低いPS23に変更されている。長岡、大垣、宮原等に配置され主な直流電化区間で比較的近年まで使用されたが、1986（昭和61）年の鉄道郵便輸送の廃止により用途廃止となった。保留車のまま3両がJR西日本に引き継がれたが、1988（昭和63）年に全車クモハ84形に改造され区分消滅した。

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