|
【BACK】 【HOME】 | |
|
|||
クモハ485形200番代(クモハ485-201〜207) | |||
特急「スーパー雷鳥」の付属編成用として特急形485系交直流電車モハ485形を先頭車化改造した制御電動車で、1991(平成3)年に松任、吹田工で7両改造された。改造では 前位側車端部(便所・洗面所部分)に貫通式の切妻形運転台を新設し、後位に電話室、車販準備室を設けている。座席部分は床下が70mmかさ上げられ、シートピッチも現行の910mmから「スーパー雷鳥」用指定席車と同じ1,010mmへと広くなった(定員60名)。冷房装置は種車のAU13ENを5台搭載しており、台車は種車のDT32Eに手ブレーキ装置と雪カキ器などを取り付けてWDT32に変更した(後位はDT32Eのまま)。金沢に配属されて 大阪〜金沢・富山間の特急「スーパー雷鳥」で使用されたが、1997(平成9)年には3両が特急「しらさぎ」の米原〜金沢・富山間増結用に転用された(国鉄色へ塗色変更、その後「しらさぎ」色へ変更)。2003(平成15)年に特急「しらさぎ」が683系化されたため全車余剰車となり、1両が廃車され、残った6両も2003〜2004(平成15〜16)年にクモハ183形に改造されたため区分消滅した。 |
【HOME】 【BACK】 | (C)Copyright 1999-2005 Masahiro Ito. All rights reserved. |