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クモハ123-601
クモハ123-601(静シス  富士運輸区、1989年 2月19日
クモハ123形600番代(クモハ123-601, 602)
 クモハ123形40番代に引き続き身延線用として職用車クモヤ145形600番代(101系からの改造車)を客室化改造して登場した1M方式の電動制御車で1988(昭和63)年に浜松工で2両改造された。室内は先に登場したクモハ123形40番代と同様にロングシートとなっているが、混雑時の乗り降り改善のために客扉(1,100mm幅)が3カ所設けられている。両運転台は種車の貫通タイプをそのまま利用しているが、併結運転のためにホロが取り付けられている。パンタグラフは霜取り用として使用するため種車のPS23Aを2台搭載し、改造当初は非冷房であったが、すぐに冷房装置C-AU711を2台取り付けている。台車は101系以来のDT21を使用しており、主制御器はCS50、主電動機は100kWのMT46AまたはMT46B、電動発電機は容量70kVAとなっている。外部塗色はクリーム色10号に赤2号の帯で登場したが、後に白色に湘南色の帯に変更された。静岡に配置され、身延線、東海道本線沼津〜富士間で使用されている。


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