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クハ421形 低窓タイプ(クハ421-1〜16) | |||
クハ421形は九州向けの近郊形421・423系交直流電車の制御車で、1960〜1968(昭和35〜43)年に川崎車両、日立製作所、近畿車輌、東急車輌、汽車製造、帝国車輌で106両製造された。写真のクハ421 1〜16は1960〜1961(昭和35〜36)年に製造された先行試作車、第1次量産車で、運転台窓がクハ153形0番代と同様に低窓タイプとなっている。定員は116(64)名で、台車はTR64を使用している。第2次量産車以降(クハ421 17〜)はクハ153形500番代と同様に高運転台となり、製造時期により台車、通風器、雨ドイ等が異なっている。雑餉隈(後の南福岡)に新製配属されて北九州地区で長らく使用されたが、老朽化のため1987(昭和62)年までに廃車となり低窓タイプのクハ421形は消滅した。 |
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