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キハ03形(キハ03 1〜27) | |||||
キハ02形を基本に北海道向けとして製造されたレールバスで、1956(昭和31)年に東急車輌で20両改造された。車体構造はキハ02形と同じであるが(定員46名)、北海道向けに耐寒耐雪構造を強化したため、客窓は二重窓となり、暖房装置が強化され、床板は保温および滑り止めのために木板張りとなっている。機関はキハ02形と同じDS22(75PS/1,700rpm)を1台搭載し、走り装置は2段リンクバネ吊り装置による2軸車となっている。製造当初はキハ10200〜10219という車号であったが、1957(昭和32)年にキハ03 1〜27に改番された。稚内、遠軽、標茶に新製配置され 北海道内のローカル線に使用されたが、1966(昭和41)年までに全車廃車となり形式消滅した。 |
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