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DD51 866
DD51 866(門)  門司港駅、2000年11月11日
DD51形800番代(DD51 801〜899, 1801〜1805)
 本線用として製造された液体式ディーゼル機関車DD51形のうち客車用蒸気暖房装置(SG)未搭載で登場したグループで、1968〜1978(昭和43〜53)年に日立製作所、川崎車輌、三菱重工業で104両製造された。SG搭載のDD51形500番代と同様の車体構造となっているが、SG関連機器、ボイラー、燃料タンクなどが省略されいる。重量がDD51形500番代に比べ約6t軽くなっているため、中間台車は滑走防止のためブレーキ率を下げたTR106A(DD51 808以降はTR106B)に変更された。機関は 同時期に製造されたDD51形500番代と同じDML61Z(1100PS/1,500rpm)を2台搭載している。JR東日本、東海、西日本、貨物へ引き継がれたが、貨物列車の大幅削減により余剰車が増えつつある。写真のDD51 866は冷風装置が取り付けられているため、キャブ前後の歩み板に室外ユニットが設置されている。


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